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母が血相を変えて 私を捜していた頃
私は男の腕の中にいた。
それは 背徳の湿った匂い
いつ終わるともわからない けじめのない関係

二度目に抱かれたのは、丘の上のホテル
鬱蒼とした緑の森の奥
その場所はある。
まるで 私たちのために息づいているような場所

三度目に抱かれたのは破船の中
闇の中で軋む私の思いと同じく
壊れかけた床からは 潮の香り
男の肩越しからは 満天の星空

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